TP-Link Archer T2U Nano は、超小型タイプなので、ノートPC使用で抜き差しせずに持ち運ぶことができます。
USB2.0仕様ですが、5GHz(11ac)に対応しています。Amazonで、1,500円程で購入出来ます。
lsusb コマンドで、USBデバイスの情報を表示させます。
Archer T2U Nano は、Realtek の RTL8811AU ネットワークコントローラーを使用していることが確認出来ます。
ArchWiki で、RTL8811AU チップセット対応のドライバパッケージ名を調べます。
rtl8821au-dkms-git パッケージが使用出来ることがわかります。
公式リポジトリにパッケージが無いので、今回は、Arch User Repository (AUR) 使用します。
※ 私はシステムの安定性を考慮して、AUR は極力使用しない方針です。
ソフトウェアの追加と削除で、AUR を使用出来るように設定変更をします。
データベースをアップデートします。
Dynamic Kernel Module Support (DKMS) パッケージをインストールします。
オプション依存はキャンセル。
Manjaro セッティングマネージャーより、実行中のカーネルバージョンを確認します。
実行中カーネルバージョン(linux61)に対応するカーネルヘッダー(linux61-headers)をインストールします。
PCを再起動します!
rtl8821au-dkms-git (AUR) ドライバパッケージをインストールします。
※ 新しいカーネルをインストールするときには、カーネルヘッダーも合わせてインストールして、その後、ドライバパッケージを再ビルドする必要があります。
PC再起動後、Wi-Fi接続が使用可能になります。
Xfce パネルの NetworkManager アプレットを左クリックして、利用するWiFiアクセスポイントを選択します。
WiFi 接続出来ました。
lsusb コマンドでツリー表示させた結果です。
TP-Link Archer T2U Nano のWiFi接続はとても安定しています。
BUFFALO WiFi 無線LAN 子機 WI-U3-866DS のような不安定感はありません。