Linux では、無線LANが繋がらない(無線LAN子機が認識しない)場合が多々あります。
通常インストールで繋がらない場合、Manjaro Linux では、DKMS(Dynamic Kernel Module Support) をインストールする必要があります。
※DKMSは、カーネルのソースツリーの外にソースが存在する Linux カーネルモジュールの生成を可能にするプログラム/フレームワークです。新しいカーネルがインストールされたときにDKMSモジュールは自動的にリビルドされます。
以下、手順です。
ソフトウェアの追加と削除 → 設定 → サードパーティ より、AUR(Arch User Repository)サポートを有効にしておきます。

ソフトウェアの追加と削除を起動して、公式リポジトリより、DKMSを選択します。

Manjaroセッテイングマネージャーより、インストールされているカーネルのバージョンを確認しておきます。

公式リポジトリより、インストール済みカーネルバージョンのカーネルヘッダーを全て選択します。
下記画面では、Linux61-headers です。
※次回以降、新しいカーネルをインストールするときには、カーネルヘッダーも合わせてインストールして、その後Realtekドライバーの再ビルドが必要です。
Linux カーネルは、安定性を優先して、長期サポート (LTS) を使用しています。

適用ボタン選択後に表示される下記画面は、何も選択せずにキャンセルで進めます。

適用ボタンを選択するとインストールが開始されます。


PC再起動後、ソフトウェアの追加と削除を起動して、
AURリポジトリより、下記画面のRealtekドライバーパッケージをインストールします。
※事前にネット検索で、Realtek の RTL8812AUチップセットが使用されていることを確認しています。


PC再起動後、Wi-Fi接続を行い、下記コマンドでUSBデバイス情報を表示確認しましたが、何故か480Mbpsでした。
USB3.0接続しているのに・・・?
とりあえず、使用上の支障は無いので、このままにしておきます(-_-;

設定→Wi-Fi のネットワーク一覧から接続しているアクセスポイントの詳細設定を確認します。
私の場合は、IPV6は使用しないので無効にしておきます。

因みに、ネットワークのスキャンはできても接続が出来ないことが幾度かありました。
Manjaro Linux は、Arch Linux の ArchWiki を参照しつつ勉強が出来ます。
※日本語表示も出来ます。
わからない事があれば、Forum や Wiki で解決出来ることも多々あります。