藤の湯えびす屋さんには、何度か泊まっています。こちら、老夫婦が営んでいるのんびりとした民宿です。ちなみに、温泉の効能が良いのか、南会津の環境が良いのか、二人とも80歳は超えているのにとても元気です。部屋数は結構あるのですが、宿泊客を制限しているのか、いつでもお風呂貸切みたいな感じです。料金は365日同一なので、とても利用し易いです。(同じ温泉街の民宿・橋本屋さんも365日同一料金でした。)

夫婦岩

宿の目の前が駐車場で、眼下に大川渓谷と夫婦岩が見えます。露天風呂は、山の大自然を仰ぎつつ、大川渓谷を見下ろしながら入れます。(駐車場の真下が露天風呂です。手作りっぽい入口から階段で降りていきます。日帰り温泉も利用出来ます。)

内風呂もありますが、お勧めは絶景露天風呂。温泉は深さがかなりあり(大人が座ったら首から下は温泉の中)、熱々でピリピリしますが、とっても温まり、とてもくつろげます。
ちなみに、女性露天風呂は、子宝の湯となっており、奥の方に立派なオブジェがあります。
※ 冬季に訪れた時は、利用客が少ないとの理由で、男性露天風呂は閉鎖されていて、女性露天風呂が男性用、貸し切り風呂が女性用になっていました。看板が変更されていないので、注意が必要です。老夫婦が経営する民宿なので、細かい気遣いはありません。

夕食は南会津の郷土料理が中心です。量がとても多いので、お昼ご飯は少な目にしておいた方が無難です。季節毎に、お蕎麦や山菜、笹団子、馬刺しの時もありました。デザートに何故か炊込みご飯が付いた時もありました。会津米がとても美味しかったです。
食事は畳部屋での会場食です。自分専用のイス持参の常連客を何度か見かけました。私は足が痺れてしまうので、座布団多めにしました。

南会津は夏でも涼しいので、部屋に冷房がありません。網戸から虫が入ってしまうので、ワンプッシュ等の防虫対策が必要です。
冬は暖房の効きが悪いので、温泉で温まって、即お布団の中になります。

部屋ですが、旧館と新館があります。新館はトイレ付き、旧館は共同トイレ使用となります。落ち着かない方は、料金が少し高い新館を予約した方がよいかと・・・
チェックイン後、部屋に案内されるとお布団が引いてあります。(私は嬉しかった!)

露天風呂がなかなか素敵なので、末永く続いて欲しいです。